福岡の街と人をつなぐ、最新おでかけ情報をお届けする『FÜKLOG.(ふくログ)』編集部です。
今回は、ちょっと贅沢したい日に選びたくなる話題の隠れ家ビストロをご紹介します。特別なランチタイムを過ごしたい方に、ぜひ知ってほしいお店です!
鹿児島食材を味わう大人の隠れ家ビストロ「ワイン食堂Vin-Vie(ヴァンヴィ)」(福岡市中央区大名)

2022年9月、福岡市地下鉄空港線・赤坂駅から徒歩5分のところにオープンした『ワイン食堂Vin-Vie(ヴァンヴィ)』。
店主の地元である鹿児島・鹿屋の食材を中心に九州各地から仕入れた食材を使い、ワインとの相性を考えてジャンルレスな料理を提供するビストロです。鹿児島は、海の幸・山の幸が豊富な食材の宝庫なのだそうですよ。
地元食材を活かしたランチやディナーが評判を呼び、オープンから口コミで人気が広がり続けており、常連客も多い注目のお店です。

店内はカウンター席とテーブル席を合わせて全16席。木目と黒を基調にした洗練された空間に、あたたかみのある照明が灯っています。
肩肘張らずにくつろげる心地よい雰囲気で、席間にもゆとりがあるため、デートや女子会はもちろん、ひとりで訪れてもゆったり過ごせるのが魅力!

壁面には、著名人のサインも。ところどころに飾られたドライフラワーがやさしい彩りを添えており、「ゆっくり食事を楽しんでほしい」というお店の想いが、空間の隅々にまで感じられます。
特別な日に選びたい!人気のランチコース(要予約)

今回は、ランチタイム(12:00~14:30)で楽しめる、特別な日にもぴったりなコスパ最高ランチコース(3,000円~、※要予約)をご紹介しますね!
内容は、前菜盛り合わせ、季節のスープ、パスタ、選べるメインディッシュ、パン、デザート、食後のお飲み物の全7品。メインは『鎌田黒豚』、『おすすめジビエ(+800円)』、『新村和牛(+800円)』、『近江鴨(+800円)』から選べます。

ランチタイムは、1ドリンクの注文が必要です。
今回は、ソフトドリンクメニューから、奥深いお酢の味わいに爽やかな炭酸がマッチした『黒酢フルーツスパークリング』(880円)と濃厚でとろっとした味わいの『蔵出しみかん』(880円)を選びました。
お店おすすめのグラスシャンパーニュは、なんと1杯1,480円。グラスワインは、白・赤・オレンジ・ロゼなど種類豊富で、1杯980円~楽しめますよ。また、グラスシャンパーニュを含む『グラスワインセット』(3種3,300円、5種5,500円、7種7,700円)もあります。

前菜の前に、「春菊のおひたし」が運ばれてきました。季節によって野菜を変えながら提供されています。
おひたしは、鰹節・昆布のほかに、鹿児島の知覧茶で出汁をとったものに漬けているのだそう。その上には冬瓜のムース。仕上げには、鹿児島・大隅半島の最南端にある佐多岬の天然藻塩をかけています。
さっぱりとした春菊とほんのり甘いムースが相性抜群でした。
前菜盛り合わせ

続いて『前菜盛り合わせ』が運ばれてきました!この日は、真ん中上から時計周りに、バーニャカウダ、ウフマヨ、キャロットラペ、タイのカルパッチョ。
特に『ウフマヨ』は、鹿児島のかつお節を使ったマヨネーズがかかっており、香ばしさと奥深さを感じる大人の味わいでした。
季節のスープ、パン

季節のスープは『さつまいものポタージュ』でした。さつまいものほんのりとした甘さと舌触り、ポタージュならではのミルクの甘さが絶妙に調和していました。
飲んだ後に、ほっこりと優しい気持ちになれるスープでした。

『パン』は、警固の『totcha bakery(トッチャベーカリー)』のバゲットを提供しています。外はカリカリ、中はもちっとした食感でスープにつけて食べるのも◎
パスタ

この日のパスタは、『釜揚げしらすとアスパラガスのパスタ』。クリームソースを絡めた平麺の生パスタに、ふわふわの釜揚げしらすがたっぷりとのった和と洋が調和した一皿。
なめらかな口当たりのクリームソースともちもち食感のパスタ、そこにアスパラガスのシャキシャキ食感がアクセントとなり、フォークがとまらないほどのおいしさでした!
メインディッシュ

メインディッシュは、『鎌田黒豚』を選びました。福岡県内の飲食店では、現在『ワイン食堂Vin-Vie』だけでしか食べられないのだとか!表面は香ばしく、中はジューシーな食感になるように、じっくり火入れをしてローストしています。
上にかかったソースは濃厚で豚の旨みを引き立てる味わい。嚙めば嚙むほど、旨みが溢れます。脂身が上品で後味はすっきりとしているため、最後まで胃もたれすることなく楽しめました。

デザートは、4種類から1つを選べます。
福岡県産はちみつを使ったグルテンフリーの『嫁のバスクチーズケーキ』、『マロンバスクチーズケーキ&自家製バニラアイス』(+180円)、『ヌガーグラッセ 国産はちみつ』(+180円)、『フォンダンショコラと自家製バニラアイス』(+280円)があります。
食後のドリンクもセットになっており、『Misaki cafe のコーヒー(ホット・アイス)』(アイスは+110円)、または『マリアージュ・フレール ハーブティー』(+280円)から選べますよ。
デザート、食後のお飲み物

今回は、オープン当初から人気という『嫁のバスクチーズケーキ』を選びました。
その名の通り、店主の奥さまが小麦粉を使わずグルテンフリーで手作りしたチーズケーキです!
超高温短時間で焼き上げることで、外は香ばしく中はとろけるクリーミーな味わいに。常連客にも人気な理由が分かるほど、初めての食感に感動しました。

ドリンクは、気になった『Misaki cafe のコーヒー(ホット)』を選びました。
今泉の自家焙煎コーヒーのカフェ『Misaki Cafe(ミサキカフェ)』のコーヒー豆を使っています。どんなスイーツにも合いそうな深煎りの奥深い味わいが印象的でした。
食後のコーヒーカップは、波佐見焼き。そのほかの器は、有田焼きや萩焼きなどの器を使っているのだそう。細部までこだわりを感じました。
ディナーは約100種のワインと楽しむ本格ビストロ料理

ディナータイムは、ソムリエの資格を持つ店主が厳選した約100種類のワインに合うように作られた料理がアラカルト(440円~)とコース(5,500円~)で楽しめます!
鹿児島県肝付町の黒毛和牛を堪能できる『新村和牛のロースト』(100g/3980円)や鹿児島県鹿屋市の生まれのオリジナルチーズ『kotobukiCHEESE』を使った『ブルーチーズの焼きニョッキ』(1,760円)など、鹿児島愛あふれる料理を提供していますよ。
まとめ|“Vin-Vie(ワインのある人生)”という想いが込められたお店

友人同士のカジュアルな会食はもちろん、遅い時間にはワインバーとしても利用できる『ワイン食堂Vin-Vie』。
店名の『Vin-Vie(ヴァンヴィ)』は、フランス語を組み合わせた造語。Vin(ヴァン)「ワイン」、Vie(ヴィ)は「人生」という意味があり、この2つの言葉を合わせて「ワインのある人生を楽しんでいただきたい」という想いで、名付けられたのだとか。
こだわりの詰まった料理が楽しめる大人の隠れ家ビストロへ、ぜひ足を運んでみてください!
<店舗情報>
店名:ワイン食堂Vin-Vie(ヴァンヴィ)
住所:福岡市中央区大名1-4-22 ドリーム大名 102
電話番号:090-3582-0552
営業時間:【ランチ】12:00~14:30【ディナー】18:00~23:00 ※祝前日はディナー営業のみ ※月曜日が祝日の場合は日曜日営業(18:00~23:00)をして月曜日がお休み
定休日:日曜日
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